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大阪環境カウンセラー協会による「環境出前講座」   野のはな

 

「野のはな」の障碍者の事業所では、環境カウンセラーの出前研修を受けています。内容は少し難しいのですが、人形劇やクイズ、エコバッグ作りなどを織り交ぜて、楽しく勉強できるようにしてあります。誰もが考えなければならない「地球環境」について、今年もみんなで学びました。
 

各事業所の様子はこちらから「マジックブルーム」「ガマダシモン」「ウィンディ・ウィローズ」「森の小径、森の小径2号館

 

 

講師は、大阪環境カウンセラー協会の水藻英子さん。

 

大阪環境カウンセラー協会は、今年3月に一連の活動が認められ、第1回環境カウンセラー環境保全活動表彰で、「環境大臣賞」を受賞しました。

 

機関紙「森のこえ 風のうた」に環境出前講座について、寄稿していただきました。(以下全文)

 

「決まりやからごみの分別をしているけれど何のためにしているのかわからない」という利用者の声を聞き、環境出前授業を「マジックブルーム」で始めたのが、8年前でした。利用者の「自立」や「社会参加」の一助となるような取り組みにしたいけれど「アカデミックな内容ではなく、楽しんで学ぶ」ことを優先していただきたいという要望に応えるため、講義と実験やゲーム、工作、人形劇などを盛り込んだ3部構成のスタイルを定着させました。「こんなに静かに聞けると思っていなかった」という施設長の言葉が私たちの活動を継続させています。

 

 

授業内容では毎年、違ったカテゴリに挑戦しています。ごみの分別(3R)、省エネ、地産地消、水質実験、酸性雨、さまざまな発電、マイバッグを持とうなど多岐にわたります。2年前から「ガマダシモン」で用意してもらっている「タマネギの皮」を使ったオリジナルエコバッグづくりが好評で、オレンジコープの機関紙「森のこえ、風のうた」を目にしたという阪南市公民館をはじめ、桜井市や八尾市などからも声をかけてもらいました。高齢者施設「おひさま」で、利用者の方が「これやったら、孫にあげられるわ」と出来上がった作品に満足されていたのが印象的です。

 

 

今年、障碍者施設で行うテーマは「食品ロス」で、クイズとスノードーム作りを行います。来年は「海洋汚染〜マイクロプラスチック問題」を取り上げ、新作の人形劇にチャレンジします。クジラのおなかからビニール袋が出てきますよ。お楽しみに。

 

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